発酵食品って食べ過ぎるとどうなるの?

発酵食品も食べ過ぎは良くないの?

塩分の過剰摂取

塩分の過剰摂取

発酵食品は体にいいということはすでにみなさんご存じかと思いますが、だからと言って食べ過ぎはやはり問題です。発酵食品の食べ過ぎによって多く見られる問題はまず「塩分の過剰摂取」。味噌、醤油、漬け物などは食卓に毎日のようにのぼる日本食には欠かせない食品あるいは調味料ですが、共通する特徴は塩分が高いということ。少量であれば体にいいものであっても、過剰摂取によりたちまち塩分過多になってしまいます。

これによって注意しなければならないのは、血圧の上昇。発酵食品には「血液をサラサラにする」という効能があり、それによって高血圧の改善が期待できます。ところが摂り過ぎは血圧を上昇させてしまうため、せっかく発酵食品を摂っても血圧は改善されないどころか、よけいに高血圧を促すことになってしまいます。また、この他にも胃がんのリスクが高まる、アルツハイマー型認知症の進行なども懸念されます。

何でも食べ過ぎには十分注意しましょう。特に漬け物だけ、納豆だけを食べるといったような1つの食品だけを食べ続けるのはとても危険なので注意してください。

お腹が張る

お腹が張る

「女性の強い味方!発酵食品の美容・健康効果まとめ」でもご紹介しましたように、発酵食品には腸内の善玉菌を増やしたり、その活発化を促したりする作用があります。適量を摂っているうちはこの効果が最大限に活用されるのですが、毎日の摂取量が多すぎると善玉菌が増えすぎ、活発になりすぎることでガスが大量に産生し、腸管内にそのガスが充満して下腹部が張ったような感じになります。さらに偏った食生活や運動不足、寝不足などによって腸内環境が悪化しているところへ一気に発酵食品を大量に摂取してしまうと、急激な環境の変化により腹痛を引き起こすこともあるようです。

たとえ便秘に悩んでいたり、免疫力が下がっていたり、腸内環境を改善したい状況であったとしても、一度に大量に摂ることで効果が高まることはありません。大事なのは適量の摂取を継続すること。発酵食品の効果を最大限に求めるならば、発酵食品を3食にバランスよく分けて、毎日摂取するようにしましょう。

アトピーが悪化する?

本来、発酵食品はアトピーなどのアレルギー症状を改善するという効果もあると言われていますが、これも血行改善や腸内環境改善と同じく、摂り過ぎによって逆効果になってしまうことがわかっています。

特に味噌、かつお節、清酒、醤油などを発酵させる際に使われるコウジカビは、アレルギーの原因物質であるカンジダ菌とよく似た構造を持っており、これを大量摂取することでアレルギーが出やすくなると言われています。

また、過剰摂取でなくてもヨーグルトを摂ることによってアレルギーが悪化したというケースがあります。牛乳自体がアレルゲンになりうるものなので、乳製品に反応してしまう人はヨーグルトやチーズなどの発酵食品にも注意が必要です。

発酵食品は、基本的には適量を守っていれば体にいい作用をもたらすもので、特に摂り方に注意が必要ということはないのですが、1種類の発酵食品のみを摂り続けたり、一度に大量摂取したりすると逆効果になる恐れがあります。くり返しになりますが、適量を継続して摂ることをおすすめします。

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