甘酒は酒粕と米麹で作られたものどっちがいいの?
  1. どっちがいい?酒粕から作られた甘酒VS米麴から作られた甘酒

酒粕で作った甘酒と米麹で作った甘酒は
どっちがいいの?

酒粕甘酒と米麹甘酒の違い

酒粕甘酒と米麹甘酒の違い

甘酒には大きく分けて2種類、酒粕で作られるものと米麹で作られるものがあります。酒粕&米麹ブレンド甘酒もありますね。ただしここでは酒粕 vs 米麹ということで、両者の違いについて見ていきたいと思います。まずは両者の特徴を簡単にまとめてみます。

酒粕で作られる甘酒

・砂糖で甘さを出すためカロリー高め

・アルコール成分が含まれる

・安く作ることができる

米麹で作られる甘酒

・ノンアルコール、ノンシュガーが基本

・米と米麹の自然の甘さでカロリー低め

・比較的値段が高い

実際に飲み比べてみると、味わいがかなり違います。酒粕甘酒は舌触りがなめらかで砂糖で味が調整してあるのでスイーツに近く、そしていくら微量とは言えアルコール飲料です。米麹甘酒はお米や麹の味わいが強く、自然の甘さで飲み口からしてすでに体によさそうです。好みは分かれるところかと思いますが、子どもからお年寄りまで飲む人を選ばないのは米麹甘酒のほうですね。

栄養価が高いのはどっち?

では今度は含まれる栄養素の違いで勝負です。両者の主成分である酒粕と米麹に含まれる栄養素の量を比べてみましょう。

酒粕 米麹
エネルギー 227kcal 286kcal
タンパク質 14.9g 5.8g
脂質 1.5g 1.7g
カリウム 28mg 61mg
葉酸 170mcg 71mcg
ビタミンB1 0.03mg 0.11mg
ビタミンB2 0.26mg 0.13mg
ビタミンB6 0.94mg 0.11mg
ビタミンE 0mg 0.2mg
食物繊維 5.2g 1.4g
ナイアシン 2mg 1.5mg
葉酸 170μg 71μg
パントテン酸 0.48mg 0.42mg
ナトリウム 5mg 3mg
カリウム 28mg 61mg
カルシウム 8mg 5mg
マグネシウム 9mg 16mg
リン 8mg 83mg
0.8mg 0.3mg
亜鉛 2.3mg 0.9mg
0.39mg 0.16mg
マンガン 0mg 0.74mg
セレン 0mg 2μg
モリブデン 0mg 32μg

※七訂日本食品標準成分表、可食部100g当たり

これは100g当たりに含まれる栄養素の量を表したものなので、1杯の甘酒にこれだけ含まれるわけではないということに注意して見てみてください。単純に栄養価の点で比較すると、酒粕に軍配が上がりますね。ただし酒粕にはアルコール分が必ず含まれるということ、そして酒粕甘酒はここに砂糖が必ずプラスされるので、全体のカロリーは米麹甘酒よりも高くなるということは覚えておきましょう。また、酒粕の食物繊維は不溶性なので摂り過ぎには注意が必要です。

飲む点滴と言われているのは米麹の甘酒

飲む点滴と言われているのは米麹の甘酒

甘酒は「飲む点滴」と言われるほど体にいい栄養素をたっぷり含んでいるということが見直され、昨今では甘酒ブームがわき起こっています。酒粕甘酒と米麹甘酒は上記の表を見てもらってもわかるようにそれぞれ非常に栄養価が高いのですが、一般的にこの「飲む点滴」と言われるのは米麹甘酒のほうです。というのは、酒粕甘酒にはアルコール分が含まれること、そして甘さを足すために必ず砂糖が加えられるためカロリーが高くなってしまうことなどから、健康にいい成分のみでできている米麹甘酒のパワーが注目されているからです。

ただ美容のために飲むなら酒粕甘酒!という意見もあります。酒粕に多く含まれるビタミンB群は肌細胞の新陳代謝を促し、白く美しい肌づくりに役立つと言われますし、その他にも酒粕にはコラーゲンの成分となるプロリンやメラニン色素を抑制するトリアシルグリセロールなんかも含まれます。

そういうわけで、美容重視なら酒粕甘酒、健康重視なら米麹甘酒ということで目的によって飲み分けるのもいいですが、「飲む点滴」を摂取したいならやはり体にいい成分のみでできている米麹甘酒ではないかと思います。

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