甘酒と糖尿病の関係について詳しく解説しています。
  1. 甘酒は糖尿病のリスクを上げる?血糖値が気になる人が気をつけるべき飲み方

甘酒は糖尿病のリスクを上げる?
血糖値が気になる人が気をつけるべき飲み方

血糖値とブドウ糖の関係

血糖値とブドウ糖の関係

でんぷんなどの糖質(炭水化物)を摂ると、体内で消化されてブドウ糖となり、血液から全身の細胞に行き渡ってエネルギーとして作用します。そのため、食事をすると一時的に血液中のブドウ糖が多くなって血糖値が上がりますが、運動をするなどしてエネルギーを消費すると血糖値が下がる、というわけですね。また、血液中の糖のバランスは、膵臓で作られるインスリンなどのホルモンによって一定に保たれています。

このインスリンがうまく作られないなどの理由によって血糖値がうまくコントロールされず、高すぎると高血糖、低すぎると低血糖になります。さらに高血糖の状態が続くと「糖尿病」になり、その他の様々な病気や不調を引き起こしてしまうのです。

糖尿病や高血糖の人は甘い物に注意しなければならない、というのは多くの人がご存じのことと思いますが、実際にはケーキやキャンディーといった砂糖を大量に使って作られる甘い物だけではなく、体内でブドウ糖として消費される炭水化物などの糖質、そして塩分の摂り過ぎにも注意しなければなりません。

甘酒が糖尿病のリスクを上げると言われる理由

甘酒が糖尿病のリスクを上げると言われる理由

糖尿病や高血糖の人が注意すべき糖質がたっぷり含まれています。甘酒の原料には酒粕と米麹の2種類がありますが、酒粕には砂糖がたくさん使われており、米麹にはブドウ糖が多く含まれます。そう考えると、糖尿病の人にとって甘酒は絶対にNG!と言うイメージがあるのもうなずけますね。「甘酒には健康を害する危険も隠されている?知られていないデメリット」でもご紹介していますが、血糖値が気になる人にとって甘酒はリスクにもなりかねません。

しかし、実は血糖値が高くなりすぎないために最も気をつけなければならないのは、食べる内容もさることながら、食べ方なのです。特に甘酒には摂りたい栄養素もたくさん含まれるので、ぜひともリスクを排除してなんとか摂取したいところ。そこで、血糖値を上げずに甘酒の栄養素を摂取するための方法をいくつかご紹介します。糖尿病と診断されている場合は、かかりつけのお医者さんと相談しながら、ぜひ試してみてください。

血糖値が気になる人向け!おすすめの飲み方

血糖値が気になる人向け!おすすめの飲み方

①朝食後にゆっくり飲む
朝起きて、野菜やスープなどを朝食として食べた後に、ゆっくり時間をかけて甘酒を飲む、というのがおすすめです。甘酒の1日最大推奨摂取量は200ml以下と言われていますが、これを3回に分けて毎食後に飲む、または朝と夕方に分けて飲むというのもいいですね。いずれにしても、1回の甘酒タイムには30分ほどかけてじっくり取り組むつもりでやってみてください。また、エネルギー消費が臨めない夜に甘酒を飲むと血糖値上昇のリスクが高まりますので、寝る前に飲むのはやめておきましょう。
②お酢やスパイスと一緒に摂取する
血糖値を上げにくくする食材と一緒に摂る、というのも1つの方法です。甘酒はお料理に使うこともできるので、お酢や生姜、ニンニク、シナモンなどを使うお料理に甘酒をプラスして一緒に摂るのもおすすめ。また、こうした食材を使った食事の後に甘酒をゆっくり飲むというのもいいですね。
③酒粕の甘酒を自作して砂糖の量を減らす
米麹の甘酒は、酵母によってお米の炭水化物がブドウ糖に分解されています。そのため、消化吸収されやすく、血糖値が上がりやすくなってしまうというデメリットにもつながってしまうんです。一方、酒粕の甘酒で気になるのは大量に配合されている砂糖。酒粕はそのままだと甘みがないため、市販されているものの多くはかなりの量の砂糖が使われています。そこで、酒粕を使った甘酒を自作し、砂糖の量を減らしてみる、というのはどうでしょうか。そうすれば、酒粕甘酒に含まれる不溶性食物繊維、ビタミン、タンパク質などの栄養素はしっかり摂りながら、摂取糖分を減らすことができます。

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