甘酒と便秘の関係について詳しく解説しています。
  1. 甘酒が便秘に効くワケを詳しく解説!食物繊維の水溶性・不溶性ってなに?

甘酒が便秘に効くワケを詳しく解説!
食物繊維の水溶性・不溶性ってなに?

便秘に効く甘酒の有効成分

便秘に効く甘酒の有効成分

便秘は、腹部膨満感や食欲不振、残便感、肌荒れなどの不快な諸症状を引き起こすだけでなく、長く続くと腸閉塞や直腸潰瘍といった病気につながる恐れもあります。1日も早く治して、健康で爽快な日々を取り戻したいですよね。

そんな辛い便秘を解消するにはまず食生活からと言われますが、ここでも甘酒が大活躍。甘酒に含まれる以下のような成分が、便秘の解消に導いてくれます。

オリゴ糖
腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整える働きをもつオリゴ糖。善玉菌の中でも特にビフィズス菌を増やし、便の状態が改善されるという研究結果も出ています。
ペプチド
ペプチドというと、その血圧を下げる働きから「天然の降圧剤」としてのイメージが強いのですが、実はペプチドにもビフィズス菌を増やす働きがあることがわかっています。
食物繊維
腸内を掃除してくれる、腸の動きを活発にして便を押し出してくれる、善玉菌のエサになって腸内環境を改善してくれる、など、食物繊維には便秘解消に役立つ働きがたくさんあります。

さて、最後に挙げた「食物繊維」、これが便秘解消に役立つことは多くの人がご存じのことと思います。便秘になったらバナナや大根、セロリなど、食物線維を多く含む食材を意識して摂るようにするという人も少なくないでしょう。しかし、この食物繊維には「水溶性」と「不溶性」という種類があり、それぞれに異なる役割をもっていることをご存じでしょうか。次項では、食物繊維の種類とそれぞれの機能について見てみたいと思います。

便秘解消に役立つ食物繊維、水溶性・不溶性とは?

便秘解消に役立つ食物繊維、水溶性・不溶性とは?

水溶性・不溶性を問わず、食物繊維には満腹感を促進し、消化吸収の速度を和らげるという作用があります。そのため、ダイエットにはどちらの食物繊維を摂ってもOKですね。しかし便秘解消のために食物繊維を摂るなら、水溶性・不溶性それぞれの機能を把握した上で、自分の状態に合うものを摂るとより効果的です。

水溶性食物繊維とは?
主な働き:
  • 腸内細菌のエサになることで善玉菌を増やし、便を軟らかくする
  • 糖や脂質の吸収を抑え、食後血糖値の上昇や肥満を防ぐ
水溶性食物繊維の種類とそれぞれが含まれる食材:
  • ペクチン・・・りんご、みかん、ニンジン、キャベツ、トマトなど
  • アルギン酸・・・寒天、海藻類など
  • β-グルカン・・・大麦、きのこ類
  • グルコマンナン・・・コンニャク
  • ムチン・・・納豆、オクラ、山芋、里芋、レンコン、モロヘイヤ、なめこなど
こんな人におすすめ!便が固くなりがちな人、脂質や糖質をつい食べ過ぎてしまう人には、この水溶性食物繊維がおすすめ。甘酒では「米麹甘酒」に多く含まれています。
不溶性食物繊維とは?
主な働き:
  • 便のかさを増やして腸の動きを活発にする
  • 便が排出されるまでの速度を速め、有害物質が体内にとどまる時間を短くする
食物繊維の種類とそれぞれが含まれる食材:
  • リグニン・・・イチゴ、梨、ラズベリー、豆類、ココアなど
  • キチン・キトサン・・・エビやカニの殻の部分、桜エビ、きのこ、チーズなど
  • セルロース・・・小麦のふすまなど
こんな人におすすめ!便は固くないのに腸の動きが弱いことが理由で起こる弛緩性便秘の人や、ちょっとしたことで下痢になりやすいという人には、この不溶性食物繊維がおすすめ。甘酒では「酒粕甘酒」に多く含まれています。

自律神経と腸の関係

自律神経と腸の関係

便秘解消のための対策を考えるとき、食べ物にばかり気が行ってしまいがちですが、便秘を引き起こしている原因は食べ物だけではありません。私たちの体内のあらゆる機能を司る自律神経の乱れもその1つ。自律神経と腸は非常に密接な関係にあり、どちらかが調子を崩すと、もう一方も影響を受けてしまいます。

腸を健康に保つには、上記に挙げたような様々な栄養素を補給して腸に働きかけるのと同様に、自律神経のバランスを取り戻すことも重要です。自律神経を整えるためには、以下のような日々の小さな習慣の積み重ねが大切です。

  • ① 毎日きちんと3度の食事をする
  • ② 首を温めるよう心がける
  • ③ 毎朝コップ1杯の水を飲む
  • ④ いつもより10分早起きして朝日を浴び、ゆっくり身支度をする
  • ⑤ 1日20回は意識的に口角を上げてほほえむようにする
  • ⑥ ストレスを適度に発散して溜めないようにする
  • ⑦ ほどよい運動を継続的に行う

いずれも便秘解消とは関連性がないことのように思えますが、こうした小さな積み重ねによって自律神経のバランスが整うと、腸の状態も改善され、正常な便通に戻ることが期待できます。腸に働きかける甘酒習慣と合わせて、生活のリズムを整えてみましょう。

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